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 CT110 ハンターカブ シート張り替え手順

 CT110ハンターカブのシート張り替えはシートベースの状態が良いことが前提となります。
 シートベースの腐食やツメの欠損が無ければ張り替え自体は簡単なシートです。
 腐食・ツメの欠損が多い場合は張り替えが非常に困難になりますので、お近くの張り替え業者様へ
 ご相談されることを推奨します。

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前準備
作業時は必ず保護メガネを着用してください。

張り替えに際して外しておく部品
※シートヒンジ(
○印部分)

取り外しに必要な工具
10ミリのレンチ

※シートヒンジごと車体から取り外した場合は、シート側にシートヒンジが残りますので10ミリナット2つを緩めてシートヒンジを取り外します。

画像の様にシートヒンジを車体側へ残した場合は、特に外す部品はありません。
シート皮を固定しているツメをマイナスドライバーなどで起こしてシート皮を外していきます。

サビがひどい場合や、何度も閉じ・起こしされているツメはこの時点で折れてしまうことも少なくありません。


画像は他の車種のものですが手順は同じです。
これは別車種の画像ですが、鉄板シートベースにはシート皮保護のため、画像の様な樹脂製のモールのふちどりがしてあります。

このモールがないと張ったシート皮がシートベースの端に擦れてすぐに破れてしまいます。

樹脂モールはホームセンターなどで入手できますので、モールが無い、劣化しているなどの場合は必ず取り付け、交換してください。

取り付けたモールは、外れないよう画像のようにマスキングテープなどで固定しておきましょう。

なお市販のモールは透明が多く黒のモールは少ないようです。(1mで200円前後です。)

  

step1 シートを被せます
まず防水ビニールをシートに被せます。

防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。

CT110 ハンターカブの場合でしたら半分にすれば足りるはずです。
シート皮を被せます。

被せたらいろいろな角度から見て(特に真上)、全体的なズレがないかを確かめます。

大きくずれている場合は、シート皮をいったん外して被せなおした方がいいでしょう。

  

step2 シート前カド部を張る
シート前カド部分を張ります。

左右それぞれ3箇所をとめます。

ズレ修正などで後でシート皮を外すことも考慮して、完全にツメを折り曲げてしまわずにおきましょう。
シート裏側です。

中央がズレないように、左右のバランスをみながらツメに引っ掛けていきます。

張り具合ですが、シート皮外周の帯の縫い目がシートベースのフチの少し内側に入るくらいにします。

○印部分を左右それぞれ3箇所とめておきます。


画像クリックで拡大表示します。
張り具合についての補足ですが、被せた時点で大体位置は合うはずなんで、それほど気にしなくても大丈夫です。

それよりもシート皮が斜めになったりしてないかを確認してください。

画像クリックで拡大表示します。

  

step3 シート後部を張る
シート後部を張ります。

ここは2箇所とめます。

ズレ修正などで後でシート皮を外すことも考慮して、完全にツメを折り曲げてしまわずにおきましょう。
シート裏側です。

シート後部のパイピングからシートのフチまでが約9.5cmになる辺りでとめておきます。
詳しくは下の画像をご参考ください。

パイピングが左右どちらかに傾かないようバランスをみながらツメに引っ掛けていきます。

○印2箇所をとめておきます。
シートを後ろから見たところです。

画像の矢印で示す長さが約9.5cmになるあたりでとめておきます。

パイピングが傾いていると仕上がりが良く見えませんのでご注意ください。
シート後部にまだシワが残っていますが、これでOKです。

このシワは後の工程で、左右方向に張っていくことで取れて行きますのでご安心ください。


画像クリックで拡大表示します。

  

step4 座面左右張り
シート座面を左右に張ります。

ここは左右3箇所ずつとめます。

ズレ修正などで後でシート皮を外すことも考慮して、完全にツメを折り曲げてしまわずにおきましょう。
シート裏側です。

ここも左右のバランスをみながらツメに引っ掛けていきます。

張り具合ですが、シート皮外周の帯の縫い目がシートベースのフチの少し内側に入るくらいにします。

○印部分を左右それぞれ3箇所とめておきます。


画像クリックで拡大表示します。
左右方向のたるみが取れることで、画像の様にシート後部のシワもだいぶ少なくなっていると思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step5 シート後ろカドを張る
シート後ろカドをとめます。

ここは左右4箇所ずつとめます。

ズレ修正などで後でシート皮を外すことも考慮して、完全にツメを折り曲げてしまわずにおきましょう。
シート裏側です。

左右のバランスを見て、パイピングが左右どちらかに傾かないようにツメに引っ掛けていきます。
詳しくは下の画像をご参考ください。

○印部分を左右それぞれ4箇所とめておきます。


画像クリックで拡大表示します。
シートを後ろから見たところです。

画像の矢印で示す長さが左右で異なっていたり、パイピングが波打っていると、仕上がりが良く見えませんのでご注意ください。
これでほぼシート後部のシワは無くなっているはずです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step6 シート前部を張る
シート前部をとめていきます。

ここは3箇所をとめます。

ズレ修正などで後でシート皮を外すことも考慮して、完全に
ツメを曲げてしまわずにおきましょう。
シート裏側です。

張り具合ですが、シートのカタチに沿っていれば強く張る必要はありません。
この部分はシート皮をかぶせた段階でほぼ形が決まっているはずですので特に問題は無いと思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step7 バランス調整
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

問題なければ、ツメをしっかり折り曲げてシート皮を固定します。

外したシートヒンジ(取り外した場合のみ)を取り付けます。

余分な防水ビニールを切り取ります。
防水ビニール切り取り後のシート裏側です。


画像クリックで拡大表示します。

  

step8 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

被せた時点である程度形にはなりますので、ズレが無いようにだけ気をつければそれほど難しいところはありません。

何度もとめたり外したりを繰り返しますと、ツメ、シート皮ともにへたってきますのでお気をつけください。


クリックで拡大します。
後ろからです。

真後ろから見たときに、パイピングがシートのフチと平行にまっすぐ見えると仕上がりが良く見えます。


クリックで拡大します。


実際作業されて分かりにくい所がありましたら掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

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