張替え用シート皮販売・張替え支援サイト スタンダード
 
ホンダ車用張替えシート皮 販売・詳細ページへ
カワサキ車用張替えシート皮 販売・詳細ページへ
ヤマハ車用張替えシート皮 販売・詳細ページへ
スズキ車用張替えシート皮 販売・詳細ページへ
アウトレットシート皮等 販売・詳細ページへ
汎用シート小部品 販売・詳細ページへ
ご注文方法をご説明いたします
お支払い方法ならびに送料のご説明です
交換・返品方法についてのご説明です
特定商取引法に基づく表記
張替え方法の大まかな流れをご説明します
張替えに必要な道具の説明です
車種ごとに張替えの詳細を解説しています
張替えに使える?ちょっとしたワザです
?な言葉がありましたらコチラで
いろいろやっていきます
スタンダード張替え掲示板へ
ご不明な点やご意見がありましたらお気軽にどうぞ
Q&A集です
 


 XJR400R(01-07年式) シート張り替え手順
 
 張り替え手順で使用しているシート皮は、生産ロットにより販売しているものと一部異なる場合がございます。

 最初の仮止めがやりにくいですが、張り替え自体は簡単です。
 パイピングのあるシートですので、左右の張り具合のバランスに注意して張っていきましょう。

 XJR400R(01-07年式) 用 張り替えシート皮 商品詳細ページへ

 画面左のメニューがない印刷・スマートフォン用ページはこちら
 
前準備
作業時は必ず保護メガネを着用してください。

張り替えに際して外しておく部品
ベルト(部分)

取り外しに必要な工具
プラスドライバー

ベルトはプラスビスで取り付けられていますので、左右2箇所のビスを緩めてベルトを取り外します。
張り替えやってみようのページを参考に古いシート皮を剥がし、防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。

同梱の防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。

XJR400Rの場合、袋の3辺を切り開いて80cm×65cmのシート状にして使用します。
<ハンドタッカーについて>



シート皮の固定に使用するハンドタッカーは、シートに対してまっすぐかつしっかりと押し当てた状態でレバーを握り、タッカー針を打ち込んでください。
画像のように傾いた状態でタッカーを打ち込むと、針の片側が刺さり切らず針が曲がってしまったりと、打ち込み不良となります。

シートの形状によってはタッカーが干渉してまっすぐに押し当てられない場合もあります。
そういった場合はできるかぎりまっすぐにしてタッカーを打ち込み、刺さり切らなかった針を押し込んでやります。
(次の画像と説明を参照)

画像のように針の片側が刺さり切らなかった場合は、小さいサイズのソケット等を浮いた針にあてがってグッと奥まで押し込んでやります。

奥まで押し込むと「点」ではなく「線」で生地を押さえるため、生地を傷めにくく安定した固定が可能になります。
スペース的に余裕がある場合は、この方法がおすすめです。

小型ソケットレンチを置けない場合は、タッカー針がゆがみやすい方法ですがマイナスドライバー等でゆっくりと押し込んでください。

押し込み時に針がゆがんでしまった場合は、いったん抜いて打ち直します。

  

step1 シート前後の仮止め
シート前後(部)をタッカーで仮止めします。

後ろ側、前側、の順に仮止めします。

前側の仮止めは生地が非常にズレやすいので、以降の工程を参考にしてタッカーを打ってみてください。

シート後ろ部分の裏側です。

シートとシート皮の中心がズレないように注意して中央を仮止めします。

シートの張り具合ですが、目安としてシート皮の折り返した部分の長さ(画像の
矢印部)が、大体4cmくらいになるようにしておきます。

左右のズレを良く確認してください。
シート前部分の裏側です。

生地が非常にズレやすいので、中央ではなく左右二ヶ所
にタッカーを打ち込み仮止めします。

どちらか一方に引っ張りすぎないように、バランスを見て仮止めします。
左右のバランスを確認する方法は、次の画僧をご参考ください。
シート前部分の表側です。

前側を仮止めする際の左右のバランス確認ですが、シートベースのカド部分(
赤矢印)からシート皮の縫い合わせ部分(青矢印)までの距離が、左右で同じになるようにタッカーを打ち込みます。
前後を仮止めした状態です。XJR400Rは作業中にシート皮が非常にズレやすいです。

この時点で左右にズレていないかを良く確認しておいてください。
もしずれているようなら、針を外して再度仮止めを行います。
ここは焦らずじっくりとズレのないように!


画像クリックで拡大表示します。

  

step2 シート左右の仮止め
シート中央部分を左右に仮止めします。

ズレやすいシートなので、補助的にタッカーを打ってズレ防止します。
シート後ろ側です。

シート皮を左右どちらかに引き過ぎないように、左右のバランスに注意してください。

シートを真上から見て、縫い目の見え具合で確認すると、左右で揃っているか判りやすいと思います。
左右の仮止めが完了したところです。


この仮止めは補助的なものなので、張る強さに関しては特に気にせず左右にズレていないかを良く確認しておいてください。
もしずれているようなら、針を外して再度仮止めを行います。
ここは焦らずじっくりとズレのないように!

これで仮止め完了です。
では本張りに行きましょう!

  

step3 シート後部の本張り
シート後部を本張りします。

step1で打った仮止めの針が邪魔な場合は、針を抜いて打ち直します。

シート後部のパイピングが曲がったり歪んだりしないように、張り具合を調整します。
シート後部の裏側です。

画像のように生地を寄せてひだを作るような感じで、タッカーを打って張っていきます。
寄せたシワが、シート表側から見えないように注意してください。

張り具合については、パイピングからシートのフチまでが約2cmになるようにします。(次の画像を参照してください。)

コツとして、シート横から中央に向かって、シワを寄せるようにタッカーを打っていくとやりやすいかと思います。
シート後部を表側から見たところです。

張る目安としてパイピングからシートのフチまでが、2cm位になるようにします。(画像の
矢印部分)

パイピングが曲がったり歪んだりするとキレイに見えませんので、部分的に引っ張り過ぎないように注意してください。

シート後部を張ったことで、シート前側のたるみも少し減ってきたと思います。
パイピングをキレイに揃えるのがキレイに仕上がるコツです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step4 シート後部座面を斜め後ろ方向に張る
シート後部座面を斜め後ろ方向に張ります。

シートベースに出っ張りがありますので、この部分はハンドタッカーが打ち込めません。付属のタッピングビス&ワッシャを使用してシート皮を固定してください。

左右どちらか一方に引っ張りすぎないように注意してください。
シート裏側です。

シート皮を左右どちらかに引き過ぎないように、左右のバランスに注意してください。

シートを真上から見て、縫い目の見え具合で確認すると、左右のズレがないか判りやすいと思います。
この部分はシートベースの出っ張りが邪魔で、ハンドタッカーではタッカーを打ち込めません。

シート皮に付属のタッピングビス&ワッシャを使用してシート皮を固定します。

※プロが使うエアータッカーであれば、この部分にタッカーを打ち込むことは可能です。懇意のバイク屋さんにお借りできるなど、エアータッカーが使用できる状況であればタッピングビス&ワッシャは使用せずエアータッカーをご使用ください。
タッピングビス&ワッシャを締めこんで、シート皮を固定した状態です。

ワッシャなしでタッピングビスを締めこむとビスがシート生地を巻き込んでしまうので、ワッシャを忘れずに!
ワッシャを挟むことで巻き込みを低減できます。

ワッシャを入れていても、強く締めこみすぎると生地を巻き込んでしまうのでご注意ください。
画像ではあまり変わったように見えませんが、後部にあったたるみがなくなって、よりシートらしくなっていると思います。

シートの中央から前側にかけては、まだまだ生地がたるんでいると思いますが、現時点ではそれでOKです。


画像クリックで拡大します。

  

step5 シート中央を本張りする
シート中央を本張りします。

step2で打った仮止めの針が邪魔な場合は、針を抜いて打ち直します。

左右どちらか一方に引っ張りすぎないように注意してください。
シートの裏側です。

画像のような感じで、タッカーを打って張っていきます。

ここの打ち込みは特に難しいところはないかと思います。
シート中央を真横から見たところです。

ここもシート後部同様に、
パイピングが歪んだりするとキレイに見えません。
パイピングがきれいなカーブになるよう、部分的な引っ張り過ぎにご注意ください。
前座面にあったシート皮の大きなたるみがなくなり、シートらしいシルエットになっているかと思います。

シート皮の浮きや小さなたるみ・シワは、次以降の工程で取っていくので問題ありません。


画像クリックで拡大します。

  

step6 シート前座面を左右に張る
シート前座面部分を左右に張ります。

浮いたシート皮がスポンジにフィットするように、やや強めに張ります。
シート裏側です。

画像のように、パイピングを挟むように2〜3か所タッカーを打ち込みます。
シート前座面を真横から見たところです。

画像のようにシート前座面に多少のたるみ・シワがあっても大丈夫です。

この段階では、シート前座面の中央(
印)部分のシート皮がスポンジにフィットしていればOKです。
わずかにたるみ・シワが残っていますが、ほぼほぼシート形状にフィットした状態になってるかと思います。


画像クリックで拡大します。

  

step7 シート前座面を斜めに張る
シート前座面部分を、斜め前・斜め後ろ方向に張ります。

シート前座面に残る、わずかなたるみやシワを伸ばす感じで張っていきます。
シート裏側です。

シート前座面に残る、わずかなたるみやシワを伸ばす感じで斜め前・斜め後ろにシート皮を張っていきます。


シート後部にもありましたが、ここにもシートベースの出っ張りがありハンドタッカーではタッカーを打ち込めません。

シート皮に付属のタッピングビス&ワッシャを使用してシート皮を固定します。
後ろ側のとき同様に、ワッシャを挟むのを忘れずに!

※プロが使うエアータッカーであれば、この部分にタッカーを打ち込むことは可能です。懇意のバイク屋さんにお借りできるなど、エアータッカーが使用できる状況であればタッピングビス&ワッシャは使用せずエアータッカーをご使用ください。
シート前座面を真横から見たところです。

たるみが取れてスポンジにシート皮がフィットした状態です。

ただし、段差の部分(
印)は少しだけシート皮がスポンジから浮いた感じになります。
(これは純正の新品シートもそうなっています)

この浮きを無くすために引っ張りすぎると、シートが痛むのでおやめください。
わずかに残ったたるみとしわもなくなり、ほぼ完成に近い状態です。

先端付近はまだ仮止めだけですが、後部座面、前座面の順でシートを張っていったことで自然とシワも取れて、シートの形状に沿った状態になったと思います。


画像クリックで拡大します。

step8 シート前部の本張り
シート前部を本張りします。

step1で打った仮止めの針が邪魔な場合は、針を抜いて打ち直します。
シート裏側です。

画像のようにカド部分は生地を寄せてひだを作るような感じで、タッカーを打って張っていきます。

張り具合については、シート先端のフチにシート皮の縫い目が沿うようにします。(次の画像を参照してください。)
シート先端を表から見たところです。

画像のように、シート先端のフチにシート皮の縫い目が沿うようにします。


縫い目がキレイに揃わずガタガタして見える場合は、シート裏側の縫い合わせしろがどちらか一方に揃っていないからなので、縫い目部分をつまんで揉むようにして、シート裏側の縫い合わせしろを一方に揃えるとキレイになります。
大きな変化ではありませんが、シート先端がスポンジにフィットした感じになっているかと思います。

縫い目を揃えると仕上がりがキレイに見えます。


画像クリックで拡大します。

  

step9 バランス調整、付属品取り付け
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。

張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分なシート皮を切り取ります。
(くれぐれも怪我にはご注意ください。)

外していたベルトとエンブレムを取り付けます。
シート裏側の余分な生地と防水ビニールをカッター等で切り取ります。

また生地を縫い合わせてある箇所(
印部分)は、ほつれ防止のために画像のような感じでタッカーで2点ほど止めておきます。

ベルトを取り付けます。

ベルト取り付け部分をシート表側から指で強く押すと、ベルト固定用のプラスビスを通す穴の凹みが指の感触で分かるかと思います。

凹みの位置を確認したら、穴径6〜8mm程度の皮ポンチなどでその凹みのある部分に穴を開けます。

反対側も同じように穴を開けたら、ベルトを取り付けます。
余分な生地と防水ビニールをカットし、ベルトを取り付けた状態です。

生地を縫い合わせてある箇所は、ほつれ防止のためにタッカーを二重に打ち込んであります。



画像クリックで拡大します。

  

step10 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

前側の収まりが悪くずれやすいシート形状のため、最初の仮止めの位置合わせがやりにくかったかと思います。
仮止めに少し面倒なところはありますが、それ以降は張りやすいシートかと思います。


クリックで拡大します。

斜め後ろからです。

パイピングや縫い合わせの線が揃っていると、仕上がりが非常にきれいに見えます。
工程ごとに上からの確認をしっかり行ってください。


クリックで拡大します。


実際作業されて分かりにくい所がありましたら掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

           XJR400R(01-07年式) 用 張り替えシート皮 商品詳細ページへ

           このページのトップへもどる



Copyright Standard. All Rights Reserved.