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 ZRX1200ダエグ用シート皮 張り替え手順

 ZRX1200ダエグ 用シート皮張り替え手順です。
 タッカーが打ち込みにくいシートベース形状ですので、打ち込み力の強いタッカーを使い、
 しっかりとシートベースに押し付けてタッカーを打っていきましょう。
 縫製が入ったシートですので、左右にズレると非常に目立ちます。
 最初の位置合わせ・仮止めでキチっと中心を出し、左右の張り具合のバランスを取って張っていきましょう。

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前準備
作業時は必ず保護メガネを着用してください。

張り替えに際して外しておく部品は特にありません。
参考画像では外れていますが、シート中央のシートキャッチ金具は付いたままでOKです。

張り替えやってみようのページを参考にシート皮を剥がします。

防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。
ZRX1200ダエグ の場合、半分ではギリギリですので片側を残して切り、大きな一枚のまま使用します。

  

step1 シート前後の仮止め
シート左右がずれないように中心位置を確認し、シート皮前後をタッカーで仮止めします。

前側はシート中央にタッカーが入らないため、左右のカド部分で仮止めします。
シート前部の仮止めですが、印部分のようにシート皮の縫い合わせがシートベースのフチにおおむね沿うように位置合わせをし、タッカーを打ち込み仮止めします。

このときシートとシート皮の中央がズレないように注意します。
シート前部の裏側です。

画像のようにタッカーを打ち込み仮止めします。

ここは後で打ち直しになりますので、1〜2点ほどタッカーを打っておきます。
シート後ろ側の仮止めですが、画像の矢印で示した「縫い合わせ箇所からシートのフチまで」が約30cmになるような位置で、シート皮を仮止めします。

このときシートとシート皮の中央がズレないように注意します。
シート後部の裏側です。

シートとシート皮の中央がズレないように注意します。

タッカー1点止めですと左右どちらかにズレやすいので、画像の様な感じで3点ほどタッカーを打っておきます。
前後を仮止めするとこんな感じです。
画像の様に座面は浮いていると思いますが、それでOKです。

前は縫い合わせとシートベースのフチを沿わせて、後ろは縫い合わせからシート後端の距離を目安に仮止めすれば、おおむね画像の様な感じになるはずです。

シート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか確認して、ずれている場合は針を外して再度仮止めを行います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step2 シート左右の仮止め
シート中央のたるみを減らすため、左前から右中央へ、右前から左中央へと、シート皮を引っ張りながら仮止めします。

左右どちらか一方を張りすぎないように注意します。
タッカーを打ち込むのは画像のあたりになります。

左右どちらか一方を張り過ぎないように注意します。

仮止めですのできつく張る必要はありません。
大きなたるみが取れていればOKです。
これで仮止め完了です。

画像のようにたるみは残りつつも、大まかにシート形状に沿った感じになっていればOKです。


大切なのはシート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか、確認することです。
ずれている場合は針を外して再度仮止めを行います。

OKですか?では本張りに行きましょう!

画像クリックで拡大表示します。

  

step3 シート後部の本張り
仮止め状態のシート後部を本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は、いったん抜いて打ち直します。
本張りの目安ですが、画像の矢印で示した「縫い合わせ箇所からシートのフチまで」が約29〜30cmになるように、タッカーを打っていきます。

このときシート皮にある縫い目が斜めになったり、歪まないように注意します。
シート後部の裏側です。

シート裏側に折り返した生地の処理ですが、画像のようにヒダを作る感じでシート皮の余り部分を寄せながらタッカーを打ち込むようにします。


左右のバランスに注意して張っていきます。
シート後部がだいぶスッキリしたと思います。

シート後端のスポンジがちょっと段になっている辺りは、少しシート皮が浮いている場合もあるかと思いますが、それで問題ありません。


画像クリックで拡大表示します。

  

step4 シート後座面を張る
シート後部座面を左右に張ります。

タッカーが入りにい場所なので、しっかり針を打ち込めないことが多いです。

一部分を強く張りすぎると、表の縫い目が歪んで不格好に見えますのでご注意ください。
シート後ろの裏側です。

左右のバランスに注意し、画像の様な感じでタッカーを打ち込んでいきます。

この部分はタッカーが入りにくく、しっかり針を打ち込めないことが多いです。
針が刺さり切らない場合は、次の工程で紹介する方法で針をしっかりと押し込みます。
タッカーをまっすぐに当てて針を打てない箇所は、画像の様に針が少し浮いたようになります。

このような場合は
赤矢印の示すタッカー針の型の部分をマイナスドライバーなどで押し込んでみてください。

まっすぐ押し込めれば、画像の様に針が密着するはずです。

針の押し込みは少しコツがありますので、コツをつかむまでは針が曲がってしまったりと、何度か失敗するかもしれません。
その場合は曲がった針を抜いて打ち直しましょう。
ココはシートベースの出っ張りが邪魔でタッカーが入らず、針を打ち込めません。

少し見た目は悪いですが、まっすぐ画鋲を差し込めるスペースがあるので、画像の様な感じで画鋲で止めておきましょう。
シート後ろ座面はこれでほぼ完成です。

とにかくこの工程ではタッカーが打ちにくい箇所が多いので、じっくり取り組んでください。

画像の
部分は、少しシート皮が浮いている場合もあるかと思いますが、それで問題ありません。


画像クリックで拡大表示します。

  

step5 シート前座面を左右に本張る
シート前座面部を左右に張ります。

座面に残る、目に見えるシワやたるみを取っていきます。
シート裏側です。

左右のバランスに注意し、画像の様な感じでタッカーを打ち込んでいきます。

この部分はタッカーが入りにくく、しっかり針を打ち込めないことが多いです。
針が刺さり切らない場合は、次の工程で紹介する方法で針をしっかりと押し込みます。

step4の画像と比べると、前座面のたるみが取れていると思います。

ココは強めに張る箇所なので、なるべく多くのタッカー針をしっかり打ち込んでおきたいところです。

画像の
印部分はシート皮がスポンジから浮いていると思いますが、それでOKです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step6 シート前部の本張り
シート前部を本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は抜いて打ち直します。

シート皮の縫い目と、シートスポンジの先端を沿わせる感じで張ります。
シート裏側です。

シート皮のパイピングと、シートスポンジの先端を沿わせる感じでタッカーを打ち込んでいきます。
シート表側です。

画像の様な感じで縫い目がヨレたり波打ったりせず、キレイに沿って見えればOKです。

強く張りすぎると縫い目がキレイに沿わない場合がありますので、ご注意ください。
シート先端がキレイだと、見た目がグッとよくなりますのでここはじっくり取り組んでください。

ここまで張れば、あとは座面の張りを調整していくだけです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step7 シート中央を斜め後ろに張る
シートの張り具合を調節する感じで、中央を斜め後ろに張っていきます。

仮止めの針が邪魔な場合は抜いて打ち直します。

手で巻き込むような感じにすると、張りやすいかと思います。

タッカーが打ちにくい箇所なので、針の押し込みをしっかりと!
シート裏側です。

シートベースの形状上、タッカーをまっすぐにあてがいづらく、ここも針が浮いてしまうと思います。

画像のような感じで角度を変えて打ち込んだり、浮いた針は押し込みをしっかりと!
張る強さですが、少しゆるめかなって位に張るのが、ちょうどいいかと思います。

固めがお好みでしたら、ちょっときつく張ってみてください。

左右どちらか一方を張りすぎると縫い目がずれて不格好に見えますので、その点を注意してください。

画像の印部分はシート皮がスポンジから浮いていると思いますが、それでOKです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step8 バランス調整
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。

張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分なシート皮を切り取ります。
タッカーを打ち終えたら、余った生地や防水ビニールをカッターで切り取ります。

カッター刃は切れ味の良い「特選黒刃」がおすすめです。

くれぐれもケガにはご注意を!!
縫い合わせの部分は、ほつれ防止のためタッカーを二重に打ち込んでおきます。。
シート裏側です。

一部タッカーが打ちにくい箇所のあるシートベース形状ですので、浮いた針の押し込みをお忘れなく。

針が浮いていると、針の刺さっている2点でシート皮を保持する形となるため、刺さった穴が広がるなど生地を傷めやすくなります。

針をしっかり押し込むと、点ではなく線でシート皮を保持する形となるため生地を傷めにくいです。

  

step9 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

タッカーが打ち込みにくいことを除けば、それほど難しくもなく張り替えられるシートです。

キレイに仕上げるコツは、縫い目にズレや傾きがないように、確認をしっかり行うことでしょうか。


クリックで拡大します。
斜め後ろからです。

段差のあるシート中央〜前座面にかけて少しシート皮が浮きますが、純正でも浮いていますのでお気になさらずに。


クリックで拡大します。


実際作業されて分かりにくい所がありましたら掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

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