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 ZRX1100/ZRX1100 II タックロールシート皮張り替え手順

 ZRX1100/ZRX1100II 用のタックロールシート皮張り替え手順です。
 タッカーが打ち込みにくいシートベース形状ですので、打ち込み力の強いタッカーを使い、
 しっかりとシートベースに押し付けてタッカーを打っていきましょう。
 型押しの入ったシートですので、左右にズレると非常に目立ちます。
 最初の位置合わせ・仮止めでキチっと中心を出し、左右の張り具合のバランスを取って張っていきましょう。

 ZRX1100/ZRX1100II 用のタックロールシート皮 商品詳細ページへ

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前準備
作業時は必ず保護メガネを着用してください。

張り替えに際して外しておく部品は特にありません。
シートキャッチ金具は付いたままでOKです。

張り替えやってみようのページを参考にシート皮を剥がします。

防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。

ZRX1100/ZRX1100II の場合、半分ではギリギリですので片側を残して切り、大きな一枚のまま使用します。

  

step1 シート前後の仮止め
シート左右がずれないように中心位置を確認し、シート皮前後をタッカーで仮止めします。

前側はシート中央にタッカーが入らないため、左右で仮止めします。
シート前側です。

印部分のように、シート皮のパイピングがシートベースのフチに沿うように位置合わせをし、タッカーを打ち込み仮止めします。

このときシートとシート皮の中央がズレないように注意します。


画像クリックでシート先端部のアップを表示します。
シート後ろ側です。

シート皮のパイピングからシートベースのフチまでの長さが4.5〜5cm位になるように位置合わせをし、タッカーを打ち込み仮止めします。
詳しくは下の画像をご参考ください。

タッカー1点止めですと左右どちらかにズレやすいので、画像の様な感じで3点ほどタッカーを打っておきます。
画像の矢印で示した部分が4.5〜5cmになるような位置で、シート皮を仮止めします。

このときシートとシート皮の中央がズレないように注意します。
前後を仮止めするとこんな感じです。
画像の様に座面は浮いていると思いますが、それでOKです。

前はパイピングとシートベースのフチを沿わせて、後ろはパイピングからシート後端の距離を目安に仮止めすれば、おおむね画像の様な感じになるはずです。

シート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか確認して、ずれている場合は針を外して再度仮止めを行います。

画像クリックで拡大表示します。

  

step2 シート左右の仮止め
シート中央を左右方向に仮止めします。

左右どちらか一方を張りすぎないように注意します。
シートのちょうど真ん中あたりを左右に張ります。

左右どちらか一方に張り過ぎないように注意します。

仮止めですのできつく張る必要はありません。

張り終えたら下の画像の様なやり方で、ズレがないかを確認しておいてください。
真上からシートを見て、左右のパイピングが左右均等に見えるかで、ズレがないかを確認します。

左右に張ったときは、必ず真上からの確認をするのがキレイに仕上げるコツです。
これで仮止め完了です。

画像の矢印あたりに、シートスポンジの前後の段差が浮き出る感じであればOKです。

シート左右は型押しからシート左右端の距離を目安に仮止めすれば画像の様な感じになるはずです。

大切なのはシート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか、確認することです。
ずれている場合は針を外して再度仮止めを行います。

OKですか?では本張りに行きましょう!

画像クリックで拡大表示します。

  

step3 シート前カドを張る
シート前側のカド部分を、斜め前方向へ張ります。

張る強さですが、スポンジから浮いた感じになっているシート先端部分のシート皮が、スポンジに密着するくらいを目安にします。
シート裏側です。

手で巻き込むような感じでシート皮を引っ張り、張り具合を確認してタッカーでとめていくとやりやすいかと思います。

左右のバランスに注意して張っていきます。

張り終えたら真上からの確認を!
シート前側カド部分を張ると、シート先端にしっかり感が出たと思います。

画像の
印部分はシート皮がスポンジから浮いていると思いますが、それでOKです。

大きなたるみ・シワは、工程を進めていく中で取れていきますのでお気になさらずに。


画像クリックで拡大表示します。

  

step4 シート後部の本張り
シート後部を本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は抜いて打ち直します。

一部シートベースの凸部があるためタッカーが打てない箇所があります。
シート後ろの裏側です。

左右のバランスに注意し、画像の様な感じで張っていきます。

カド部分を左右どちらか一方に張りすぎると、パイピングがズレて不格好に見えますのでご注意ください。

パイピング〜シート端の長さが4〜4.5cmになるようにします(下の画像をご参考ください。)
赤矢印で示す部分が4〜4.5cmくらいになる強さで張っていきます。

黄色矢印の示す長さが左右で異なると見た目がよくないですので、ココを注意して張っていってください。

パイピングがキレイに揃っていると仕上がりがキレイ見えますので、ここはじっくりと!

張り終えたら真上からの確認を!
ココはシートベースの出っ張りが邪魔でタッカーが入らず、針を打ち込めません。

少し見た目は悪いですが、まっすぐ画鋲を差し込めるスペースがあるので、画像の様な感じで画鋲で止めておきましょう。
シート後部がだいぶスッキリしたと思います。

シート後端のスポンジがちょっと段になっている辺りは少しシート皮が浮いている場合もあるかと思いますが、ココを張るにもちょうどタッカーが打てない部分ですので、多少の浮きは仕方がないところです。

タッカーが若干打ちにくい箇所もありますが、じっくり取り組めばそれ以外は特に問題はないかと思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step5 シート左右の本張り
シート中央部を左右に本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は抜いて打ち直します。

タッカーが打ちにくい箇所が多いので、針が浮きやすいです。浮いた針はしっかりと押し込んでおきます。
ここも手で巻き込むようにして、やや強めにシート皮を張っていきます。

シートベースの形状上、かなりタッカーが打ちにくいですが、力のかかる箇所ですので画像の様にタッカーの向きなどを変えてしっかりと針を打ち込んでおきましょう。

張り終えたら真上からの確認を!
タッカーをまっすぐに当てて針を打てない箇所は、画像の様に針が少し浮いたようになります。

このような場合は
赤矢印の示すタッカー針の型の部分をマイナスドライバーなどで押し込んでみてください。

まっすぐ押し込めれば、画像の様に針が密着するはずです。

針の押し込みは少しコツがありますので、コツをつかむまでは何度か失敗するかもしれません。
その場合は針を抜いて打ち直しましょう。
step4の画像と比べると、前後の段差がだいぶはっきりしてきたと思います。

ココは強めに張る箇所なので、なるべく多くのタッカー針をしっかり打ち込んでおきたいところです。

画像の
印部分はシート皮がスポンジから浮いていると思いますが、それでOKです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step6 シート前部の本張り
シート前部を本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は抜いて打ち直します。

シート皮のパイピングと、シートスポンジの先端を沿わせる感じで張ります。
シート皮のパイピングと、シートスポンジの先端を沿わせる感じで張ります。

ココは特に難しいところはないと思います。

画像の様な感じでパイピングがキレイに沿って見えればOKです。

パイピングがキレイに沿わない場合はきつく張るのではなく、シート先端部分をもんでみてください。

シート皮とスポンジがなじむのでかなり改善されます。
ここまで張れば、あとは座面の張りを調整していくだけです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step7 シート後ろ座面を左右に張る
左右どちらか一方に引きすぎない様に注意して、シート後ろ座面を張ります。

手で巻き込むような感じにすると、張りやすいかと思います。
タッカーが打ちにくい箇所なので、針の押し込みをしっかりと!
シート裏側です。

シートベースの形状上、タッカーをまっすぐにあてがいづらく、ここも針が浮いてしまうと思います。
針のの押し込みをしっかりと!

左右のバランスに注意して、張り終えたら真上からの確認を!
打ち込み部分のアップです。

かなりシートのフチ寄りに針を打つことになると思いますが、幸いZRX1100/ZRX1100II はシートベースの厚みがあるので、脚長6mmのタッカー針を使用する限りではシート表側へ影響することはまずありません。


左から二番目の針はまだ少し浮いてますね(^^;
張る強さですが、少しゆるめかなって位に張るのが、ちょうどいいかと思います。

固めがお好みでしたら、ちょっときつく張ってみてください。

左右どちらか一方を張りすぎるとパイピング位置が左右にずれて不格好に見えますので、その点を注意してください。

画像クリックで拡大表示します。

  

step8 シート前座面を張る
シート前座面を左右に張ります。

手で巻き込むような感じにすると、張りやすいかと思います。
シート裏側です。

後ろ側と違い、前側はタッカーもしっかり打ち込めますので、作業自体は特に問題はないと思います。

張り終えたら真上からの確認を!
シートとしてのカタチはほぼ出来上がりました。

画像の○印部分はわずかにシート皮が浮きますが、それでOKです。

張る強さですが、少しゆるめかなって位に張るのが、ちょうどいいかと思います。

固めがお好みでしたら、ちょっときつく張ってみてください。


画像クリックで拡大表示します。

  

step9 バランス調整
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。

張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分なシート皮を切り取ります。
余分切り取り後のシート裏側です。
カッター等の刃物類をご使用の際は、くれぐれもケガにお気をつけください。


画像クリックで拡大表示します。タッカー打ちなどの参考にどうぞ。

  

step10 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

タッカーが打ち込みにくいことを除けば、それほど難しくもなく張り替えられるシートです。

キレイに仕上げるコツは、パイピングや型押しにズレや傾きがないように、真上からの確認をしっかり行うことでしょうか。


クリックで拡大します。
後ろからです。

パイピングがキレイな線を描いていると、グッと引き締まって見えますのでココはじっくりと!。


クリックで拡大します。
横からです。

段差のあるシート中央〜前座面にかけて少しシート皮が浮きますが、純正でも浮いていますのでお気になさらずに。


クリックで拡大します。


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