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 SC54型 CB1300SF/SB(03〜06年式) シート張り替え手順
 
 張り替え手順で使用しているシート皮は、生産ロットにより販売しているものと一部異なる場合がございます。

 パイピングが左右にズレたり傾いたりすると、仕上がりが不格好に見えますので、
 最初の位置あわせ・仮止めでキチっと中心を出し、左右の張り具合のバランスを取って張っていきましょう。
 
 SC54型 CB1300SF/SB(03〜06年式 用張り替えシート皮 商品詳細ページへ
 
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前準備
作業時は必ず保護メガネを着用してください。

張り替えに際して外しておく部品は特にありません。
特になし


取り外しに必要な工具
特になし
張り替えやってみようのページを参考に古いシート皮を剥がし、防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。

黄色いスポンジの表面に貼られたグレーのスポンジは剥がしません。

防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。
CB1300SF/SBの場合、半分ではギリギリですので片側を残して切り、大きな一枚のまま使用します。


※画像は実際の画像ではなくイメージ画像となります。

  

step1 シート前後の仮止め
シート前後を仮止めします。

シートベース中央とシート皮の中央がズレないように注意してください。
シート先端の裏側です。

シート先端の両カド部分(
赤矢印)を左右均等にかぶせておき、その状態で中央部分にタッカーを打ち込み、仮止めします。
このときシートとシート皮の中央がズレないように注意します。

シート皮はたるんだ状態ですが、ひとまずはそれでOKです。
シート後部の裏側です。

中央だけのタッカー止めですと左右どちらかにズレやすいので、画像の様な感じで左右の両カド部分にもタッカーを打っておきます。

シート皮を張る強さは、下の画像の寸法を参考にしてください。
シート後部を表から見たところです。

画像の矢印で示した部分が、約2.5cmになるように仮止めします。

このときパイピングが左右どちらか一方に傾いたりしていないかチェックします。
前座席側はシート皮がダルダルですが、それでOKです。
一方、後ろ座席側は、仮止めでもある程度カタチになっていると思います。

この時点で左右のズレ、とくに後部のパイピングが斜めになってしまっていないかを良く確認しておいてください。

もしずれているようなら、針を外して再度仮止めを行います。ここは焦らずじっくりとズレのないように!


画像クリックで拡大表示します。

  

step2 シート中央を斜め後ろ方向に仮止めする
シート中央部分を、斜め後ろ方向に張ります。

斜め後ろに張ることで、前側のたるみを減らすと同時に、シート後部のコブ側に余裕をもたせます。
シート裏側です。

シート皮を斜め後ろ方向にやや強く引っ張って、生地のたるみを後部座席側に寄せた状態でタッカーを打ち込みます。

シート皮ごとシートのフチをつかみ、手の平でシート裏側へシート皮を巻き込むような感じで張り具合を確認して張っていくと、やりやすいかと思います。

ここも左右のズレに注意します。
ざっくりとですが、シート形状に沿った感じになってきたと思います。

今の段階では、画像の様にシート座面部分に大きくシワが入っていると思いますが、それでOKです。

これで仮止めは完了です。本張りに行きましょう!


画像クリックで拡大表示します。

  

step3 シート先端カド部分を張る
シート先端のカド部分を、斜め前方向へ張ります。

左右のズレに注意して張っていきます。
シート裏側です。

シート皮の縫い目が表側に露出しないように、ほんの少し裏側に縫い目が来るようにします。

この工程では、左右どちらか一方を張りすぎないようにご注意ください。
画像ではほとんど変化がないように見えますが、シート先端のフィット感が良くなっているかと思います。

左右どちらかに偏らないように注意して張ってください。


画像クリックで拡大表示します。

  

step4 シート後部座席を左右に張る
シート後部座席部分を、左右に張ります。

シート後部のコブが潰れないように、目に見えるシワ・たるみが出ない程度の強さで張っていきます。
シート後ろの裏側です。

シート後部のコブ周辺は、その形状上どうしても生地がスポンジから浮いた感じになります。
この浮きをなくそうと強く張りすぎると、コブが潰れて低くなったり、パイピングが歪んで不格好に見えますのでご注意ください。

目に見えるシワ・たるみを取るだけなので、強く張る必要はありません。
シート後部がだいぶスッキリしたと思います。

作業自体は簡単ですので、パイピングが傾いたりしないようじっくり取り組みましょう。


画像クリックで拡大表示します。

  

step5 シート後部の本張り
シート後部を本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は、いったん抜いてタッカーを打ち直します。
シート裏側です。

シートの角になる部分は、画像のように生地をシワ寄せしてタッカーを打ち、表側にシワ・たるみが出ないようにします。
シート後部を表から見たところです。

張る強さの目安として、画像の矢印で示した部分が、約2cmになるようにします。

一部だけを強く張ると、パイピングが歪んで不格好に見えますのでご注意ください。
シート後部は、これでほぼ完成している状態になっているかと思います。

パイピングが歪まないように揃えると、仕上がりがキレイに見えます。


画像クリックで拡大します。

  

step6 シート中央を左右に張る
STEP2で斜め後ろに張ったところを、改めて左右に張ります。

仮止めの針が邪魔な場合は、いったん抜いてタッカーを打ち直します。

シート裏側です。

座面中央の大きなたるみを取っていきますが、前後で高低差の大きい形状上、どうしても生地がスポンジから浮いた感じになります。

次の工程でもこの浮きを減らすように張っていくので、この工程で一気に浮きをなくそうと強く張りすぎないようにご注意ください。
シート前座席の大きなシワ・たるみがぐっと減って、スッキリした感じになっていると思います。

画像のように、多少の目に見えるシワ・たるみが残っていてもOKです。


画像クリックで拡大します。

  

step7 シート座面を張る
シート座面を斜め方向に張ります。

座面に残る、目に見えるシワ・たるみを取っていきます。
シート裏側です。

座面に残るたるみ・シワが取れるように張っていきますが、あまりきつく張るとシートが固めになりますのでほどほどに。
シート後部座席の裏側です。

画像の
印部分は、シートベースが出っ張っているのでタッカーが打ちにくいですが、シートのフチギリギリであれば、画像のような感じにタッカーを打ち込めます。

ほぼ完成です。座席の目で見えるシワ・たるみは、無くなったかと思います。

前後で高低差の大きい形状上、どうしても生地がスポンジから浮いた感じになりますが、無理に浮きを無くそうと強く張らないようにしてください。(純正シートでもそうなっています。)


画像クリックで拡大します。

  

step8 シート前部の本張り
シート前部を本張りします。

仮止めの針が邪魔な場合は抜いて打ち直します。
シート先端部分です。

シート皮の縫い目を若干内寄りくらいに沿わせると、純正っぽい感じになりますし、仕上がりも綺麗に見えますので、じっくり作業してみてください。
シート先端を真上から見たところです。

こんな感じになっていれば仕上がりはOKです。

シート先端部分は、シートの脱着等で力がかかったりで、変形していたり劣化が進んでいることが多いですが、その場合は、なるべく縫い目を揃えることを優先して張ってみてください。
これでほぼ完成です。

先端のスポンジに痛みがなければ、そう難しい作業ではないと思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step9 バランス調整
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

まんべんなくタッカーを打っておきます。

曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。

張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分な防水ビニールを切り取ります。
画像の印の辺りは、シートスポンジからシート皮が浮いた感じになっているかと思いますが、純正もそうなっていますし、それでOKです。

気になる場合は張りを強めて多少減らすこともできますが、あまりきつく張るとシートが固めになりますのでほどほどに。
画像は別車種のものですが、生地の縫い合わせ部分のほつれ防止に、画像の様にタッカーを重ねて打ち込んでおきます。

  

step10 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

コブや高低差もあり難しそうに見えますが、左右のズレに気をつけるのと、強く張りすぎないことに注意して作業すれば、比較的張り替えやすいシートだと思います。

シート形状に合わせたシート皮ですのでグイグイ引っ張らなくてもこの通りちゃんと仕上がります。


クリックで拡大します。
ななめ後ろからです。

手順を踏んでいけば、それほど難しくもなく張り替えられるシートだと思います。

後部はパイピングがあるので、パイピングの歪みがないようにすると仕上がりがキレイに見えます。


クリックで拡大します。



実際作業されて分かりにくい所がありましたら掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

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